影響 −問題点−

問題点の影響編です。パチンコが原因の社会への影響です。パチンコが原因での、社会の問題は、想像以上に大きい問題です。細かく考えていきましょう。

■依存症

前の項目でも依存症は、取り上げました。パチンコの問題点ということで、まず上がるのは依存症の問題です。依存症になると、お金、時間を無駄にするだけでは納まらず、最悪の結果にまでなってしまう恐れがあります。それは、たまにニュースでも取り上げられます。それでも、パチンコを辞められない人は大勢います。一時期は、当たると、10万円、20万円ぐらい出る台が支流だったために、借金をしてまで打つ人が多かったです。私の知人でも、借金をしてまで打っている人がいました。その時と比べれば、今は一発に賭けて打つ人は減りましたが、それでも依存症の人は多くいます。依存症になってしまうと、パチンコのことが頭から離れなくなります。これは長い人生のことを考えたら、ものすごいマイナスです。一刻も早く、依存症を治すことに専念した方が、良いと思います。

■若者の活力の減少

パチンコが原因で、若者の活力が減少しています。言いすぎ?と思う人もいるかもしれません。ですが、決して言いすぎではありません。若者はお金がありません。お金をどうにかして増やす方法をと考えると、手短に増やせるパチンコに行くのは、当然の選択でしょう。1万円が5万円になって大喜びするのは、大半が若者です。それに、若者には時間があります。それも、有り余っているほどに。そうなってくると、時間をかけて、少しのお金を稼ぐパチンコは、まさに若者向けのギャンブルです。事実、社会人になってパチンコから離れた人は大勢います。それも、社会人になって、お金と、時間のバランスが崩れたためでしょう。

■その他(健康、街の景観、借金、犯罪、パチプロなどの問題)

パチンコの問題は、依存症、若者の活力の減少だけではありません。タバコの煙や、一日中同じ体勢のままなどのことからくる、健康問題。パチンコ屋のネオンや、音の問題からくる、街の景観問題。パチンコに負けたことからくる、犯罪。パチプロなどからくる、国の財政、少子化などの問題。と、ここでは言い切れないほどの問題点が、幅広くあります。まさに「百害あって、一利なし」と言えるのがパチンコです。

■韓国では全廃

2008年6月に韓国では、法律でパチンコが禁止されました。当時、韓国ではコンビニよりも多い、1万5千軒のパチンコ屋がありました。そして、市場規模は、約3兆円という、とんでもない数字の産業でした。それが、法律で禁止。つまり、全部廃業に追い込まれました。禁止の理由は、「パチンコは人生を狂わせる」という理由です。では、なぜ日本では、このニュースが広まらないのか・それは、マスコミが広告費を多く落としてくれるパチンコの味方だからです。だから、日本ではパチンコの悪いニュースは報道されないのです。パチンコを禁止された韓国は、今ではどのようになっているのでしょうか?それは、個人の消費がおどろくほど伸びているそうです。パチンコでお金や時間を消費していた人が、違う趣味を見つけ、お金を消費しているのです。パチンコ禁止は、韓国にとって、とても良い方向に転んだことになります。

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